みちのく桜紀行01日目 [国内旅行]
先週行った「高野山・吉野山」の疲れも癒えてないつるこですが、
今週は桜を追って北上です!
去年のチュニジア旅行でお世話になった「チュニジア会(仮称)」の方達と
『義経ゆかりの地「平泉」と北上展勝地・角館・小岩井2日間』に参加してきました。
東京から「はやて」に乗り込んで「一ノ関」に向かいます。
「一ノ関」という駅名は初めて聞きましたが・・・
ー東北新幹線には数える程しか乗った事がないので、連結部分を激写ですー
車内でカツサンドの朝食を食べ、話題はもちろん旅話に。
皆さんつるこなんか足元にも及ばないくらい旅経験が豊富で、
特に中近東や中央アジア(○○○スタン)系の話で盛り上がりました。
(お土産も頂きました。ありがとうございました!)
ーもっとジューシーなカツサンドが食べたかったですー
そんなこんなであっという間に「一ノ関」に到着です。
早速会員観光バスに乗り込み、岩手県の名所巡りがスタートしました。
まずは「厳美渓」に向かいます。
「厳美渓」は磐井川が巨岩を浸食して作り出した約2km程の渓谷で、
エメラルドグリーンに輝く水と、ほぼ満開の桜の対比が美しく、
とても心地よい場所でした。
ー「厳美渓」は名勝、そして天然記念物に指定されていますー
ー伊達政宗も絶賛したと言われている「厳美渓」の渓谷美ー
ー満開の桜とのコントラストが印象に残りましたー
ただ、ここにはもう一つ名物がありました。
それは「空飛ぶだんご」です!!
展望場所の対岸にあるだんご屋からワイヤーロープが架けられており、
吊るされた桶にだんごの数とお金を入れ木槌で合図をすると、
お店からターザンの如くだんごが飛んで来るのです!
結局、時間の関係で試す事は出来ませんでしたが、
お店で直接購入しただんごは美味しゅうございました★
(バスに乗る直前でだんごが箱ごと落ちたのは内緒です...)
ー中央右側をよく見るとだんごが入れられた桶が飛んでいるのが分かると思います!ー
ー結局、だんごはお店で直接購入してバスで頂きましたー
続いて、岩手県でも最も有名な観光地の一つである「中尊寺」へ向かいました。
100分程自由見学をしましたが、印象に残った建物はやはり「金色堂」です。
全体が金色で輝いているのでインパクトがあるのは当然なのですが、
壁や柱など全て細部まで丁寧に作り込まれおり、あまりの素晴らしさにクラクラしてしまいました。
国宝の持つエネルギーは本当に凄いと思いました。
(早く世界遺産に登録されると良いですね!)
ーこの覆堂の中に金色堂があります。写真撮影は出来ませんでしたが、素晴らしい建物でしたー
ー芭蕉は「五月雨の 降り残してや 光堂」と詠んでいますー
ー敷地内一番奥の高台には「天満宮」がありましたー
ーかつて金色堂を守っていた「旧覆堂」の内部ー
ー金色堂拝観の出口近くにある竹林。新緑がとても美しく感じる季節ですー
ー猩々袴(ショウジョウバカマ)がお上品に咲いていましたー
ー「目」の神様が祀ってある場所もあり、目のお守りが沢山売っていましたー
ーここが「本堂」です。様々な行事がここで行われているそうですー
ー本堂のご本尊は阿弥陀如来様ですー
ーここはあの「弁慶」が祀られている「弁慶堂」。義経と弁慶の木像が置かれていましたー
ー弁慶のお墓が桜に守られて立っていますー
昼食は山菜うどんと豚丼。
昼食時間を含めての自由時間だったので、落ち着いて食べる事が出来ませんでしたが、
中尊寺はなかなか良い場所でした。
ー山菜うどんとハーフサイズの豚丼を注文するも、量の多さに完食出来ず...ー
昼食後、最初に向かったのは中尊寺からすぐの「毛越寺」です。
中尊寺が初代奥州藤原氏の手によるものなら、
ここ毛越寺は第2代、3代によって造営された場所です(いずれも復興ですが)。
かつては様々な建物が建ち並び、
中尊寺を凌ぐような規模と華麗さを誇ったそうですが、
現在はいくつかの建物と中央の池が残っているだけです。
広々とした少し寂しい場所になってしまいましたが、
池を中心とした浄土庭園は今でも美しく、
残された芭蕉の俳句がとても心に染み入りました。
ー現在では寺を見学するというよりも庭園を見学する事がメインになっているようですー
ー芭蕉曰く「夏草や 兵どもが 夢の跡」。グッと心に突き刺さりましたー
ー毛越寺を開いた慈覚大師、藤原三代の画像を安置した「開山堂」ー
ー仏の世界を地上に表現した「浄土庭園」は現在も変わらぬ美しさですー
ー境内の桜は7~9分咲きといったところでしょうかー
毛越寺近くにある小学校のしだれ桜が素晴らしかったので、何枚か撮影させて頂きました。
こんな美しい桜に囲まれて勉強が出来る学生が羨ましいですね。
ー圧巻のしだれ桜。この有り難さは大人にならないと分からないかなぁー
平安文化に触れた後は、少し北上して北上へ。
渋滞に巻き込まれつつも、桜で有名な「展勝地」に向かいます。
本日、丁度この時間が満開です!という感じの北上展勝地は、
今まで見た桜の中でもベスト3に入るくらいの美しさで、
2km程続く桜のトンネルを夢見心地で通り抜けました。
北上川には鯉のぼりが見え、日本の観光も捨てたもんじゃないと改めて思いました。
ーさくらの名所100選の一つ「北上展勝地」。その名に恥じぬ素晴らしさでしたー
ー桜並木の入り口に置かれたSL。沢山の親子連れが写真を撮っていましたー
さあ、それでは北上展勝地の美しい桜達をご覧あれ!
想像を絶する素晴らしさで、暫く言葉にならないくらい美しい場所でした。
桜の余韻を残しつつ、バスは本日の宿「新鉛温泉『愛燐館』」へ。
川沿いに建つ、旅館というよりもホテルという感じの大きな宿でした。
冬眠からさめたばかりというガイドともここでお別れ。
歌が上手くて、何だか少し変なガイドさんでした。ありがとう!
ー今日も地元の人が結婚式を挙げていたようで、館内は結構な賑わいでしたー
ー川の景色が望める落ち着いた部屋でしたー
ーガーコもお茶を飲んで一息ですー
お風呂の数が多い事でも知られており、
ちょっとした冒険気分でお風呂探しをしました。
まずは川沿いにある「川の湯」へ。
広い内風呂の他に、数種類の露天風呂がありました。
到着時間が遅めだったので、食事を始めたのは19時30分。
他の客はほとんどが食事を終えていたようで、
逆に静かにゆっくりとした夕食となりました。
ご飯と一緒に出されたのは郷土料理「ほっと汁」。
デザートは大根ゼリーでした。マジで大根で出来ています!
食後、館内のお祭り広場で地元の民謡を聞き、再びお風呂へ。
ここは飲泉も出来るので、身体の内側からも美しくなれます!
ー岩手の民謡に館内のお客さんは大喝采ー
ーあまり美味しくはありませんでしたが、無理して飲泉です!ー
ー「南部の湯」の内風呂。手前程温度が低くなっています。露天風呂もいくつかありましたー
本日の締めくくりは、少し贅沢をして岩盤浴へ。
ホカホカして気持ちよく就寝・・・
のはずが、身体がアツアツになり寝れませんでした(笑)。
ー最近はこういう岩盤浴がある宿が増えていますねー
ー薄暗い部屋でゆっくりと身体癒しましたー
さて、明日はどんな一日になりますことやら...
今週は桜を追って北上です!
去年のチュニジア旅行でお世話になった「チュニジア会(仮称)」の方達と
『義経ゆかりの地「平泉」と北上展勝地・角館・小岩井2日間』に参加してきました。
東京から「はやて」に乗り込んで「一ノ関」に向かいます。
「一ノ関」という駅名は初めて聞きましたが・・・
ー東北新幹線には数える程しか乗った事がないので、連結部分を激写ですー
車内でカツサンドの朝食を食べ、話題はもちろん旅話に。
皆さんつるこなんか足元にも及ばないくらい旅経験が豊富で、
特に中近東や中央アジア(○○○スタン)系の話で盛り上がりました。
(お土産も頂きました。ありがとうございました!)
ーもっとジューシーなカツサンドが食べたかったですー
そんなこんなであっという間に「一ノ関」に到着です。
早速会員観光バスに乗り込み、岩手県の名所巡りがスタートしました。
まずは「厳美渓」に向かいます。
「厳美渓」は磐井川が巨岩を浸食して作り出した約2km程の渓谷で、
エメラルドグリーンに輝く水と、ほぼ満開の桜の対比が美しく、
とても心地よい場所でした。
ー「厳美渓」は名勝、そして天然記念物に指定されていますー
ー伊達政宗も絶賛したと言われている「厳美渓」の渓谷美ー
ー満開の桜とのコントラストが印象に残りましたー
ただ、ここにはもう一つ名物がありました。
それは「空飛ぶだんご」です!!
展望場所の対岸にあるだんご屋からワイヤーロープが架けられており、
吊るされた桶にだんごの数とお金を入れ木槌で合図をすると、
お店からターザンの如くだんごが飛んで来るのです!
結局、時間の関係で試す事は出来ませんでしたが、
お店で直接購入しただんごは美味しゅうございました★
(バスに乗る直前でだんごが箱ごと落ちたのは内緒です...)
ー中央右側をよく見るとだんごが入れられた桶が飛んでいるのが分かると思います!ー
ー結局、だんごはお店で直接購入してバスで頂きましたー
続いて、岩手県でも最も有名な観光地の一つである「中尊寺」へ向かいました。
100分程自由見学をしましたが、印象に残った建物はやはり「金色堂」です。
全体が金色で輝いているのでインパクトがあるのは当然なのですが、
壁や柱など全て細部まで丁寧に作り込まれおり、あまりの素晴らしさにクラクラしてしまいました。
国宝の持つエネルギーは本当に凄いと思いました。
(早く世界遺産に登録されると良いですね!)
ーこの覆堂の中に金色堂があります。写真撮影は出来ませんでしたが、素晴らしい建物でしたー
ー芭蕉は「五月雨の 降り残してや 光堂」と詠んでいますー
ー敷地内一番奥の高台には「天満宮」がありましたー
ーかつて金色堂を守っていた「旧覆堂」の内部ー
ー金色堂拝観の出口近くにある竹林。新緑がとても美しく感じる季節ですー
ー猩々袴(ショウジョウバカマ)がお上品に咲いていましたー
ー「目」の神様が祀ってある場所もあり、目のお守りが沢山売っていましたー
ーここが「本堂」です。様々な行事がここで行われているそうですー
ー本堂のご本尊は阿弥陀如来様ですー
ーここはあの「弁慶」が祀られている「弁慶堂」。義経と弁慶の木像が置かれていましたー
ー弁慶のお墓が桜に守られて立っていますー
昼食は山菜うどんと豚丼。
昼食時間を含めての自由時間だったので、落ち着いて食べる事が出来ませんでしたが、
中尊寺はなかなか良い場所でした。
ー山菜うどんとハーフサイズの豚丼を注文するも、量の多さに完食出来ず...ー
昼食後、最初に向かったのは中尊寺からすぐの「毛越寺」です。
中尊寺が初代奥州藤原氏の手によるものなら、
ここ毛越寺は第2代、3代によって造営された場所です(いずれも復興ですが)。
かつては様々な建物が建ち並び、
中尊寺を凌ぐような規模と華麗さを誇ったそうですが、
現在はいくつかの建物と中央の池が残っているだけです。
広々とした少し寂しい場所になってしまいましたが、
池を中心とした浄土庭園は今でも美しく、
残された芭蕉の俳句がとても心に染み入りました。
ー現在では寺を見学するというよりも庭園を見学する事がメインになっているようですー
ー芭蕉曰く「夏草や 兵どもが 夢の跡」。グッと心に突き刺さりましたー
ー毛越寺を開いた慈覚大師、藤原三代の画像を安置した「開山堂」ー
ー仏の世界を地上に表現した「浄土庭園」は現在も変わらぬ美しさですー
ー境内の桜は7~9分咲きといったところでしょうかー
毛越寺近くにある小学校のしだれ桜が素晴らしかったので、何枚か撮影させて頂きました。
こんな美しい桜に囲まれて勉強が出来る学生が羨ましいですね。
ー圧巻のしだれ桜。この有り難さは大人にならないと分からないかなぁー
平安文化に触れた後は、少し北上して北上へ。
渋滞に巻き込まれつつも、桜で有名な「展勝地」に向かいます。
本日、丁度この時間が満開です!という感じの北上展勝地は、
今まで見た桜の中でもベスト3に入るくらいの美しさで、
2km程続く桜のトンネルを夢見心地で通り抜けました。
北上川には鯉のぼりが見え、日本の観光も捨てたもんじゃないと改めて思いました。
ーさくらの名所100選の一つ「北上展勝地」。その名に恥じぬ素晴らしさでしたー
ー桜並木の入り口に置かれたSL。沢山の親子連れが写真を撮っていましたー
さあ、それでは北上展勝地の美しい桜達をご覧あれ!
想像を絶する素晴らしさで、暫く言葉にならないくらい美しい場所でした。
桜の余韻を残しつつ、バスは本日の宿「新鉛温泉『愛燐館』」へ。
川沿いに建つ、旅館というよりもホテルという感じの大きな宿でした。
冬眠からさめたばかりというガイドともここでお別れ。
歌が上手くて、何だか少し変なガイドさんでした。ありがとう!
ー今日も地元の人が結婚式を挙げていたようで、館内は結構な賑わいでしたー
ー川の景色が望める落ち着いた部屋でしたー
ーガーコもお茶を飲んで一息ですー
お風呂の数が多い事でも知られており、
ちょっとした冒険気分でお風呂探しをしました。
まずは川沿いにある「川の湯」へ。
広い内風呂の他に、数種類の露天風呂がありました。
到着時間が遅めだったので、食事を始めたのは19時30分。
他の客はほとんどが食事を終えていたようで、
逆に静かにゆっくりとした夕食となりました。
ご飯と一緒に出されたのは郷土料理「ほっと汁」。
デザートは大根ゼリーでした。マジで大根で出来ています!
食後、館内のお祭り広場で地元の民謡を聞き、再びお風呂へ。
ここは飲泉も出来るので、身体の内側からも美しくなれます!
ー岩手の民謡に館内のお客さんは大喝采ー
ーあまり美味しくはありませんでしたが、無理して飲泉です!ー
ー「南部の湯」の内風呂。手前程温度が低くなっています。露天風呂もいくつかありましたー
本日の締めくくりは、少し贅沢をして岩盤浴へ。
ホカホカして気持ちよく就寝・・・
のはずが、身体がアツアツになり寝れませんでした(笑)。
ー最近はこういう岩盤浴がある宿が増えていますねー
ー薄暗い部屋でゆっくりと身体癒しましたー
さて、明日はどんな一日になりますことやら...
東北には行ったことがないので 写真が多いと助かります
枝垂れ桜、圧巻ですね
できれば行程を図示してもらえたら 判りやすいのですが・・・・ww
by バルタン (2009-04-27 22:45)
バルタンさん、こんばんわ。
つるこも岩手・秋田は初めてだったのですが、
なかなか良いところでしたよ。
桜は本当にベストの時期だったみたいで、
これ以上のものはもう見れないかも・・・って感じです。
行程の図示は、つるこも欲しいかも(笑)。
by つるこ (2009-04-28 03:18)